第4回レポート
投票期間:2022/09/01~2023/08/31
総応援数:1,038エール
- たくさんのエール
をありがとうございます!
- 第4回の集計では1,038ものエールをいただき、計15の支援団体へ寄付をいたしました。本レポートではエールを送ってくださった皆様への感謝を込めて、各支援団体で寄付をどのように活用いただいたかをご報告いたします。
みんなが送ったエールの内訳
- DV被害を受けている方々
- 虐待や経済的困窮により親と暮らせないこどもたち
- 日本にいる難民の方々
- ホームレスなど生活困窮者の方々
寄付先一覧
- DV被害を受けている方々
- 認定NPO法人 女性のスペース結
- 一般社団法人 白鳥の森
- 特定非営利活動法人 山口女性サポートネットワーク
- 虐待や経済的困窮により親と暮らせないこどもたち
- 特定非営利活動法人 子どもセンターぬっく
- 認定NPO法人 ロージーベル
- NPO法人 子どもシェルターぐんま
- NPO法人 子どもシェルターおきなわ
- 特定非営利活動法人 子どもセンターてんぽ
- 特定非営利活動法人 3keys
- 日本にいる難民の方々
- NPO法人 RAFIQ
- NPO法人 なんみんフォーラム
- ホームレスなど生活困窮者の方々
- 一般社団法人 つくろい東京ファンド
- 特定非営利活動法人 反貧困ネットワーク広島
- 認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい
- 特定非営利活動法人 POPOLO
寄付先の活動報告
寄付を行った15団体から
活動報告をしていただきました。
DV被害者支援
ステップハウスの家賃補填に使わせていただきました。
DV女性シェルター
認定NPO法人 女性のスペース結
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- 関係するNGOを通じて事情により日本に逃れてきたアフガニスタン女性の受け入れを行いましたが、日本語学校に通い始めたばかりで就労も不安定であり、住まいの確保が難しいという現実がありました。アパートを借りる際にLIFULLの寄付金で一部補填をさせていただき、1年間は低額の家賃で住んでもらうことができて大変感謝されました。
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- 住環境に関して
- シェルターやステップハウスを借りるにあたり、何と言っても貸主の理解が必要です。当団体は知人を通じて物件を紹介してもらいますが、それでもなかなか理解は得られません。DVの場合だと加害者の追及があるのではないか、外国籍の方だと生活様式の違いにより近隣に迷惑をかけるのではないか、シングルマザーの方だと小さいお子さんが部屋を汚すのではないか等、貸主の不安や心配は大きいと思えます。したがって、物件に巡り合うことがとても難しいと実感しています。
- 住んでいる方々の声
- それまでは他外国籍家族と一緒に狭い家で同居されていましたが、独立したアパートに引っ越すことで、風呂・トイレ・台所・リビングルーム等を共有する必要がなくなったため、自由に生活できる空間で時間を気にせずに過ごせるようになったそうです。宗教的な生活様式の問題(食べ物など)からも解放されたようです。
- 応援してくださるみなさまへ
- 本人の意志とは関係なく、国の事情、紛争、内戦、戦争、災害等により母国から逃れざるを得ない外国籍の方は多く、特に女性や子どもに被害が及んでいます。世界に目を向けると、同じ人間として人権を奪われ、命さえも危ぶまれている人たちは多くいます。国内の平和はもちろんのことですが、視野を広げて、世界中の人々に関心を持っていただければと思います。
団体概要
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活動内容
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性暴力被害者支援、女性相談、グループ相談、居場所、カフェ、アドボケート(同行支援)、カウンセリング、学習支援、DV防止講座、アドボケーター養成講座、子ども食堂等
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Webサイト
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http://watashiiro.com/
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寄付金の使い道
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困難を抱える外国籍女性支援のため、ステップハウスの家賃補填に使わせていただきました。
老朽化したシェルター居室の修繕を行いました。
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- 築53年のアパートを使用しているため、エアコンも古く壁や天井の黄ばみや汚れ、傷、壁紙のめくれ等が目立っていました。またペット可物件でもあり、フローリングや壁に引っ搔き傷等もあり老朽化が進んでいました。補修やエアコンの買い替えをしようにも、民間団体の財政では限界があり直すことができませんでした。今回寄付金を頂き、エアコンを新調したことで利用者さんから「エアコンの効きが良くなった。快適に過ごせている」と喜んでいただきました。壁紙やフローリング等も新調したため「新築みたいで部屋が明るくなった」と喜ばれ、シェルターでのよりよい生活環境が提供できました。
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- 住環境に関して
- 被害者さんの安全面から、部屋も用途も秘匿にしています。白鳥の森のスタッフも数名同アパートに住んでいますが、一般の他の住居者もいます。そのため近隣や他の住居者に悟られない近所付き合いをしないといけないので、難しいと感じるところもあります。また建物が住宅地に位置しているため、シェルター入居者及びスタッフはもちろん、近隣住民の安心・安全を考慮した環境整備が必要となりますが、民間の財政だけでは難しく限界があります。
- 住んでいる方々の声
- ・シェルターというと暗くて古い閉鎖的なイメージだったけど、実際入ってみると新しいエアコンで部屋の内装もきれいで明るく快適に過ごせた。
- ・すごくきれいな部屋だったので、お泊りにきたみたいで楽しかった。久しぶりにお母さんとゆっくり眠れた。
- ・思っていたシェルターのイメージとは違い、安心して快適に過ごすことができた。LIFULLさんの寄付のおかげと聞き、色々な人に助けられていると思うと、これからも頑張ろう、いつか私も何かお返しをしたい、という目標ができた。
- 応援してくださるみなさまへ
- 被害者の方、シェルターへ入居する方は、心身ともに疲弊しています。私達は安心安全で過ごせる環境の提供や、心身回復のサポートを通して、入居される方たちが幸せに自分らしくいられることが重要だと考え日々活動しています。社会全体でもDV問題に関心と理解を持ち、DV被害者支援活動への理解とご協力をお願いいたします。
団体概要
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活動内容
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DV・性被害者等社会的に支援を必要とする方々への支援、シェルター・ステップハウス等運営、人権啓発活動等をしています。
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Webサイト
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https://swanforest.or.jp
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寄付金の使い道
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老朽化したシェルター居室の修繕として、内装工事(天井、壁紙張り替え、クッションフロアの張り替え)を実施しました。シェルター内の環境整備として、エアコン取り替え工事や扇風機や時計等の備品購入をおこないました。
居住者の負担軽減のため、シェルターの設備を見直しました。
DV女性シェルター
特定非営利活動法人 山口女性サポートネットワーク
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- 座卓しかない部屋があり、高齢の方は座ることができなかったのでダイニングテーブルと椅子を用意しました。
古いエアコンで効きが悪かったのですが、以前使用していたエアコンを移設する費用が出たので、2部屋のエアコンを移設することができました。
また、シェルターを退所する度に使っていた布団をプレゼントしていましたが、とうとう布団がなくなってしまいました。今回厚めの新しい布団も購入しました。
シェルター入所者たちはチャイムにおびえています。2部屋はモニターのないチャイムだけの部屋でしたので出るべきか否かの判断ができません。モニター付きインターフォンに替えましたので、モニターをみて判断できるようになりました。
再就職するためにパソコン1台を購入してパソコンの練習ができるようにしました。
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- 住環境に関して
- 転居の際、シェルターとなる物件を探すことがとても難しかったです。良い物件に出会えても、管理会社から今の入所者を把握していないと困る、と言われたこともあります。管理会社もネックでした。
今回転居できたところはオーナーマンションで管理会社もオーナーです。ご理解のあるオーナーで助かっています。ここに出会うまでにものすごく苦労をしました。ただ、シェルターは出入りが激しいので、同じ階の住人などには不審がられているような気がしています。
- 住んでいる方々の声
- ・高齢女性はこれまで床に座ることに苦労していたのでダイニングテーブルと椅子を大変気に入り、シェルターを退所する時に同じタイプのテーブルと椅子を購入していました。
- ・エアコンが新しくなり、エアコンの効きもよくなりましたので快適です。とても助かりますと言われました。
- ・これまでチャイムが鳴ってもドアを開けるかとても悩んでいました。モニター付きインターフォンになったので、相談員さんが来た時に安心してドアを開けることができます。
- ・入所中にパソコンの練習をしたので、新しい職場でも対応できるようになりました。
- 応援してくださるみなさまへ
- DV被害者へのサポートはシェルター入所中・退所後のサポートもありますが、シェルターをどこに設置するかにとても苦労します。同じところに長く居続けることは安全上問題が出てくるので定期的に転居せねばなりません。転居となると、シェルターの場所や敷金礼金など転居費用をどこから捻出するかとても苦労します。また、転居後の新生活準備にも費用がかさみます。このような時、LIFULL様のような居住に関わる支援があったことはとてもラッキーでした。皆様方がLIFULL様の寄付活動をご理解され、同じような支援をしていただけると私共のような団体にはとても助かります。
団体概要
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活動内容
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DV被害者支援
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Webサイト
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https://dv-net.jp/
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寄付金の使い道
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シェルターのダイニングテーブルとイス2脚セット、ガステーブル、布団を購入しました。2台のエアコンを移設してシェルターのエアコンを新しくしました。シェルターにカメラ付きドアフォンを設置しました。パソコン1台を購入して就労支援に活用しています。
こども支援
子どもたちの生活支援がより快適になりました。
こどもシェルター
特定非営利活動法人 子どもセンターぬっく
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- 開設して数年ですが、実際に運営を始めてみると、スタッフルームが手狭で仮眠スペースの確保が難しかったり、子どもたちの個々のニーズを踏まえた物品を保管するための収納スペースの使い勝手が悪かったりと、様々な問題が生じていました。今回のご寄付により、現状に合った備品を揃えることができ、子どもたちの生活支援がより快適に行えるようになりました。
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- 住環境に関して
- 子どもシェルターも自立援助ホームも、家主さんのご理解を得て、手を入れながら使わせていただいていますが、水回りの調子が悪くなったり、業務用のエアコンが壊れて修理に費用と日数がかかったりと、維持管理費用の工面の問題は切実です。
- 住んでいる方々の声
- スタッフ皆が、部屋のサイズにちょうど合う家具を置くことができて、以前より使い勝手が良くなり、部屋が広く感じられる等と、大変喜んでいます。新採用のスタッフにも感想を聞いたのですが、不自由なく過ごせているとのことでした。
大規模なリフォームでなくても、具体的な必要性に応じて住環境を整えることが、不要なストレスの軽減につながり、生活しやすくなることを実感しています。
- 応援してくださるみなさまへ
- 「子どもたちを一人にしない」という思いで、子どもたちが社会の中で居場所を見つけ、自分らしく自立していけるような支援を継続していきたいと考えています。
たくさんの方々に活動への温かいご支援をいただいており、感謝しています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
団体概要
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活動内容
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虐待等により安心できる居場所のない、おおむね10代後半の女子を対象とする子どもシェルターと自立援助ホームの運営、子ども(性別問わず)からの電話相談事業など
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Webサイト
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https://www.nukku.info/index.html
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寄付金の使い道
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スタッフルームの家具の入れ替えを行い、夜勤時に仮眠するための折りたたみベッドと、収納棚、暖房器具を購入しました。暖房器具は、エアコンが壊れて修理に時間がかかる状況下で急遽購入し、その後もエアコンと併用のスポット暖房として重宝しました。
エアコンの改修工事と物置1台を設置しました。
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- エアコンの劣化により施設内の温度管理が難しくなっていましたが、資金の問題からなかなか買い替えることが出来ませんでした。新しいエアコンを設置することで快適な環境を提供することができ、健康管理の面からも安心して生活できるようになりました。
また、衛生品やストック品、バーベキュー用具等、頻繁に使用しないものを今までは玄関や事務室や共有スペース等に置いておりましたが、物置を購入し、収納スペースを確保することができました。
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- 住環境に関して
- 入居者の滞在年数が長期にわたることから、荷物が増えていき、限られた部屋空間の中で収納スペースを確保するのが難しくなるという現状があります。また、隣の部屋の音が響きやすく、トラブルになる時があります。
- 住んでいる方々の声
- 入居者やスタッフ全員から施設内で肌寒さや暑さを感じにくく快適に過ごせるとの声がありました。健康管理の面からも安心して生活できるようになりました、との嬉しい意見も聞かれ、風邪をひくこともなく、元気な毎日を過ごすことが出来るようになりました。
また、玄関や共有スペースも広くなり出入りがとても楽になったとの声がありました。
- 応援してくださるみなさまへ
- 皆様からのご寄付により、入居少年たちの住環境が改善され安心して過ごせるようになったことを、少年たちはもとより役員・職員スタッフ一同、大変嬉しく、心から感謝申し上げます。お支え下さる方々のお気持ちにお応え出来ますよう、入居少年や卒業生、今後入居してくる少年たちのために、良い環境を整えつつ、たった1つの笑顔に会うために、法人一同精一杯のケアを続けてまいる所存でございます。
この度は本当にありがとうございました。
団体概要
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活動内容
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虐待や非行等の理由により帰る場所のない少年や親と一緒に暮らせない少年等を受入れ、家庭的な雰囲気のもとで自立更生に向けた支援を行う少年の家運営事業を中心に、様々な問題を抱える少年や保護者等の声に耳を傾け、青少年を取り巻く現状について地域に情報発信し、すべての少年の更生と健全育成に寄与することを目的とし活動しております。
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Webサイト
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http://www.rosybell.jp
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寄付金の使い道
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エアコンの改修工事と物置1台を設置しました。
シェルターに防犯カメラを設置しました。
こどもシェルター
NPO法人 子どもシェルターぐんま
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- 虐待親や第三者が子どもを連れ戻しに来た場合にも、建物内のカメラで確認したり録画から調査することができるようになりました。また、現時点では発生していないですが、保護した子どもの無断外出があった際に、外出時間や外出時の服装などを録画映像で確認することができるようになりました。
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- 住環境に関して
- リビングやダイニングの天井が高く広いため、冬場はエアコンだけでは足元などに寒さを感じます。エアコン以外の寒さ対策が必要になります。
- 住んでいる方々の声
- 夜間や突然の訪問者があった場合に建物内のモニターで確認することができ、安心感があります。建物外で変化があった場合にも録画映像で確認できるようになり便利になりました。
- 応援してくださるみなさまへ
- LIFULL様のご寄付により、以前には、虐待等により居場所のない子どもたちを保護し自立を支援するためのふさわしい建物に改修することができ、今回は、子どもたち及び支援するスタッフの安全確保に必要な防犯カメラを設置することができまして、深く感謝しております。本当にありがとうございました。
今後も居場所のない子どもたちの支援に努めていきたいと思いますので、引き続きご支援のほどお願い申し上げます。
団体概要
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活動内容
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虐待その他の理由により家庭ないし社会に居場所のない子どもたちに寄り添い、子どもたちに対し安心できる生活環境の中で心身に負った傷から回復するための場を提供し、子どもたちの自立を見守り、もって子どもの成長発達の権利を実現するための活動を行っています。
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Webサイト
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https://gunmakodomoshelter.jimdofree.com/
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寄付金の使い道
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子どもたちの生活の場である子どもシェルターオズの建物の周囲に防犯カメラを設置しました。
お湯を沸かすボイラーを交換しました。
こどもシェルター
NPO法人 子どもシェルターおきなわ
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- お湯を沸かすためにボイラーを使用していますが、建物が古く、使用しているボイラーも古いため、水圧やお湯の温度の調節が難しい等、施設利用者に不便が生じていました。
ボイラー交換には高額な費用がかかるため、ボイラー交換をためらっていましたが、今回、ご寄付をいただいてボイラー交換費用に充てることができました。
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- 住環境に関して
- シェルターの性質上、シェルターとして物件を利用していることを周辺住民の方にお伝えすることができず、周辺住民の方とのお付き合いの仕方が悩ましいです。
- 住んでいる方々の声
- ボイラーを交換したことで、水圧や温度調節の問題がなくなり、ストレスなくお湯を使うことができるようになりました。スタッフも入所者も大変満足しており、非常に喜んでおります。
- 応援してくださるみなさまへ
- ご寄付により、シェルターを利用する子どもたちやスタッフが、快適に施設を使うことができるようになりました。支援していただけるのは、運営して行く上で、大きな励みとなっています。今後も、入所する子どもたちに快適な環境を提供できるよう、努力していきたいと思います。
団体概要
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活動内容
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虐待、非行、貧困その他の理由により居場所を失った子どもに対して安心して暮らせる場所を提供し、子どもに寄り添いながら子どもの自立を支援すること等、未来を担う子どもたちが健全に成長するための事業を行っています。
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Webサイト
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https://shelter.okinawa/
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寄付金の使い道
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お湯を沸かすボイラーを交換しました。
利用者の個別外出費として活用しました。
こどもシェルター
特定非営利活動法人 子どもセンターてんぽ
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- とてもありがたく使わせていただいています。今までは一人1,500円だった個別外出費を5,000円に増額することができ、外出先での過ごし方の選択肢も増えました。
また、利用者と相談をして皆が共有できるように購入したコミック本をきっかけに利用者同士の会話がはずみ、明るい雰囲気づくりのきっかけとなりました。
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- 住環境に関して
- シェルターは様々な加害行為から逃げてくる方のための居場所なので場所が秘匿なため、近隣の方にもシェルターだと認識できないように運営しています。一般的な住宅地の一軒家です。利用している方の声がもれないように気を遣って生活をしています。ありがたいことに現状大きなトラブルもなく、地域の方にも受け入れていただいています。
- 住んでいる方々の声
- 個別外出費を使って、自立に向けて必要な物品を購入し「自炊を頑張ります!」と意気込む方や、見たかった映画を劇場で見ることができてパワーをもらえたという方、勉強のリフレッシュができたという方、また、シェルターでは施設としての制約から、ここ数年は寿司や刺身など生物の提供ができていないのですが、久しぶりに外食をしてお寿司を楽しんでこられる方もおり、たくさんの利用者に喜んでいただいています。
- 応援してくださるみなさまへ
- LIFULL様の「えらんでエール」を利用することで、様々な経験・成育歴をもつ社会的養護を必要とする子どもたちが笑顔になる瞬間があります。今後とも変わらぬご支援ご支持をいただければ幸いです。
団体概要
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活動内容
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10代後半の子ども・若者のためのシェルターと自立援助ホームの運営、居場所のない子どもの電話相談事業
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Webサイト
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https://www.tempo-kanagawa.org/
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寄付金の使い道
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主に、利用者の個別外出費として活用しました。個別外出は、自由に外出ができないシェルター生活の中でリフレッシュする機会として1名につき毎月5,000円を渡しています。
入退館管理システムの整備に使わせていただきました。
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- 不審者の侵入を防ぐ防犯の機能を実現し、かつ、来館する子どもたちがスムーズにストレスなく入館できるシステムを整備することができました。システムができたおかげで、スタッフの事務作業も効率化できました。
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- 住環境に関して
- 当施設は全国で唯一の、中高生対象の非交流型居場所事業となります。当施設の性質上、住宅地など地域性の高い場所ではなく、商業地のような不特定多数の人が出入りし、子ども達にもアプローチしやすい地域で運営をしているため、結果として物件の家賃が高い地域となります。公的補助金対象となりにくい事業のため、安くはない家賃については悩ましい部分です。
- 住んでいる方々の声
- 子ども達から、新しく整備した入退館管理システムに驚きの声をもらうことがあります。様々な理由でここを利用する子ども達が安心・安全にリラックスして当施設内で過ごしてもらえるようになったと感じています。
- 応援してくださるみなさまへ
- 皆様のご支援で、より快適で安全なセンター運営ができるようになりました。
どうもありがとうございました。
団体概要
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活動内容
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10代の子ども向けユースセンターの運営
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Webサイト
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https://3keys.jp
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寄付金の使い道
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ユースセンターを利用する子どもたちが、安心安全に過ごせるよう入退館管理システムの整備に使わせていただきました。
難民支援
難民のための緊急シェルターの改修を行いました。
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- これまでは古い畳の上に簡易的にウッドカーペットを敷いており床がふわふわしてベッドが不安定でした。さらにダニも発生している状態でした。
コロナ禍の入国制限が撤廃され、今年に入り住居が必要な難民が増えています。改修し利用可能な状態になったので現在満室です。温かくなってくるとダニなどの問題があったのですが今年は無くなりました。床が安定しているのでベッドでの寝心地もよさそうです。狭い部屋に2名が住んでいますが、区切りもできたのでトラブルも今のところありません。
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- 住環境に関して
- 住んでいる方々からは、難民申請をしても外国のように保護施設もなく就労もできないので、住居がほしい、ホテルのお金がないという声が多い。
施設運営の面では、シェルターがもっと必要だが昨今の物価高の影響もあり資金面で都合がつかない。
住居については、オーナーがOKと言っても、家賃保証会社が通らない事が多い。
- 住んでいる方々の声
- ・床がきれいになったので部屋全体が明るく広く感じられるようになり良かったです。
- ・歩くと沈むので心配だったが、沈まなくなったので気にせず歩けるようになった。
- ・悩みは多いのですが、夜はよく眠れるようになりました。
- ・違う国の者同士ですが、プライバシーが少しは保たれているので、あまり気にせず過ごせるようになってきています。
- 応援してくださるみなさまへ
- 世界中の紛争や人権侵害から逃れて日本に難民申請に保護を求めている人たちがいます。日本は難民申請者の保護がないどころか、就労を禁止にしています。現在の物価高の中、ホテル代がなくなり住む場所に困っている人たちがいます。彼らが安定した生活が送れるようにご支援をお願いいたします。
団体概要
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活動内容
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難民支援
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Webサイト
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http://rafiq.jp/
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寄付金の使い道
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難民のための緊急シェルターの改修を行いました。床をフローリングにしました。またプライバシーが保てるように仕切りなども整備しました。
難民申請者、延べ4名にシェルターを提供しました。
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- 入国制限が緩和されたことで、新規に来日される難民の方も増え、シェルターニーズが高まりました。光熱費も高騰していましたので、シェルター運営にかかる資金不足を懸念していました。寄付金を光熱費に充填できたことで、最大限に受け入れることができました。
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- 住環境に関して
- 難民申請中の方の場合、難民申請者のための公的支援を申請してから審査結果がでるまで、1ヶ月以上待つことが少なくありません。受給できたとしても、住宅確保ための支援金などはないため、転居のための費用捻出には時間を要します。公的支援を受けられるのか、その結果はいつわかるのか、在留資格など法的地位は安定できるのか、就労許可はでるのか、難民申請の結果はいつでるのかなど、不安定な要素が多く、移動の範囲を制限されている方もいます。また、来日直後の場合、土地勘がない、賃貸物件の借り方など基本的な情報を持っていない、知り合いがいないといった状況もありますし、申し込んでも断られてしまうこともあります。シェルターで受け入れる側としても、転居のタイミングを見込むことができず、運営の安定化は簡単ではありません。
- 住んでいる方々の声
- 公的支援を受けることができなかった若者は、シェルターに入居しながら学校に通ってアルバイトをし、就職を期にアパートへ転居して、自立の一歩を踏み出すことができました。来日間もない難民申請中の方は、避難の中で離別し、再び家族で一緒に住むことを希望されていました。公的支援を受けられるまでのシェルター探しは難航しましたが、当会シェルターで同室を確保することができ、再会を果たすことができました。
- 応援してくださるみなさまへ
- 日本には数万人の難民の背景を持つ方が暮らしています。
就労や行政サービスへのアクセスに左右される生活設計、その他それぞれの事情により、住居を確保する前段階で困難を抱える方も少なくありません。
また、部屋を借りようとしても、身分証明書や在留資格の問題、経済状況、外国人に対する偏見などから断られてしまうことがあります。
しかし、すでにシェルターを提供している民間の支援現場も逼迫し続けており、限界があります。
それぞれのライフステージで、地域社会のなかで、心身ともに健康に暮らせる住まいが必要です。
過去の辛い経験を乗り越え、異国の地で厳しい環境にあっても生きていこうとする人々と共に生きていく社会にしたいという声を、これかもぜひ皆様と一緒に大きくしていければと思います。FRJでは、支援リソースを必要とする団体との橋渡しや、支援に取り組む方への情報提供なども行っています。これからもご理解とご協力をよろしくお願いします。
団体概要
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活動内容
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日本に逃れた難民をはじめとする国際的保護を必要とする人々の支援に携わるNGOや団体の全国ネットワークです。難民への情報提供や一次相談の提供、難民支援団体への情報提供、難民支援団体間の情報共有・連携等の促進、その他関係機関との情報交換・協議や協働事業、難民支援の現場の声をとりまとめた政策提言等に取り組んでいます。
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Webサイト
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http://frj.or.jp/
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寄付金の使い道
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住居を必要とする難民や難民申請者、延べ4名にシェルターを提供しました。公的な支援を受けられない方を無料で受け入れているため、いただいた寄付金は冬季の光熱費に使用させていただきました。
生活困窮者支援
個室シェルターの開設が実現できました。
生活困窮者シェルター
一般社団法人 つくろい東京ファンド
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- それまで町田市には公的・民間含め利用可能な個室シェルターが少なく(あっても利用に高いハードルがあり)、路上生活の方・精神疾患のある方などを公的支援につなぐ場合、多くは相部屋の施設を利用することが一般的でした。しかし、その住環境は管理費が高く、プライバシーも十分に守られず、折角ホームレス状態から住まいを取り戻すために立ち上がった方の意欲が折られてしまうといった状況も残念ながらありました。今回、ご寄付のおかげで町田に個室シェルターが実現したことで、こうした環境に一石を投じることが出来ました。
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- 住環境に関して
- おかげさまで一室開設できたものの、利用希望者が非常に多く、お待ちいただくことが続いている状況です。住まいを失う方が多くなっていることに比べ、安心して過ごせる場所が少ないことを痛感しています。また、ペットを連れてホームレス状態になった方も珍しくなく、こうした方が「家族」と共に過ごせる場所の開拓も課題です。
- 住んでいる方々の声
- 長年、街中を放浪していた方を個室シェルターへと受け入れました。過去に住環境のよくない施設に入れられ、それがトラウマとなってしまった方でしたが、今回は個室シェルターに入れたことで「"ふつう"の家で暮らせて嬉しい」とお話しされていました。無事、シェルターから自分のアパートへ転宅することも出来ました。また、別の重い精神疾患がある方も「ここなら安心して過ごせる」とお話しされていました。
- 応援してくださるみなさまへ
- LIFULL様やそのユーザー様に支えていただいたおかげで、誰もが安心した住まいを担保できる社会の実現を、一歩進めることができました。物価高も続き、「足下」に不安を持つ方々が増えています。今後とも皆様と共に、そうした方々の支えとなるよう努めて参ります。改めましてありがとうございました。
団体概要
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活動内容
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ハウジングファーストを合い言葉に、様々な状況からお住まいを失った方が、安心した住まいを取り戻す支援を実施。
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Webサイト
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https://tsukuroi.tokyo
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寄付金の使い道
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東京都町田市に、住まいを失った方を対象とした個室のシェルターを開設、そこに無料で入居して頂くことで、安心した住まいを取り戻すことが実現しました。その開設のための初期費用、洗濯機、冷蔵庫、炊飯器など家電類、ベッド(特に足腰の悪い方に大変役立っている)、カーテンなどの購入費用へ、大切に使わせていただきました。
クロスを張り替え、照明器具も購入することができました。
生活困窮者シェルター
特定非営利活動法人 反貧困ネットワーク広島
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- 長らく部屋のクロスや照明器具が老朽化していましたが、オーナーのご好意により低家賃で利用させていただいている手前、修繕をお願いすることが心苦しい状態でした。寄付金により、クロスを張り替え、照明器具も購入することができました。
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- 住環境に関して
- 不特定多数の利用者に利用いただくというシェルターの性質上、オーナーから理解を得られる物件を探すことが困難です。現在利用させていただいている物件が、将来利用できなくなった場合の不安を抱えています。また、修繕の必要な箇所が随時出てくるため、予算との関係で優先箇所から着手せざるを得ない状況です。
- 住んでいる方々の声
- 部屋が明るく清潔感あるものになり、利用者をシェルターに案内した際、部屋の快適さに驚かれます。入居前に集合部屋を想像して不安がっておられた方も、清潔な完全個室であることから安心されるようです。
- 応援してくださるみなさまへ
- 3か月、6ヶ月といった短期で低収入の不安定就労が多く、体調を壊すなどするとたちまち家賃や携帯電話、光熱費を支払えなくなり、住まいを失う方が増えています。いつ誰が同じ立場になってもおかしくありません。予期せぬ事態に絶望し、孤立する方々を受け入れ、支え続けたいと思います。皆さまの温かいご支援をお願いします。
シェルターの家賃に充当しました。
生活困窮者シェルター
認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- お住まいのない方にサブリースでシェルターをご利用いただきました。このたびご寄付を家賃に充てることができたため、その分の経費でシェルター室内の備品(布団や調理器具など)を充実させたり、シェルターに訪問するスタッフやボランティアの交通費などに回して、サポート体制を盤石にすることができました。
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- 住環境に関して
- こちらの条件に合ったシェルター物件を探すのは容易ではありませんでした。
- 住んでいる方々の声
- ・シェルター入居前は家がなく、外で寝泊まりをしていました。夜は歩いて体が冷えないようにし、睡眠は日中に大型商業施設や、駅、公園のベンチでとっていました。シェルターに入り、やっと周りを気にせずぐっすり眠れました。
- ・以前いた仕事の寮は相部屋で環境がよくなく、睡眠も十分にとれませんでした。それまでは今日明日のことしか考えられませんでしたが、シェルター入居後落ち着いて将来のことを考えることができるようになりました。
- 応援してくださるみなさまへ
- 住まいは生活の基本です。にもかかわらず、日本では収入が不安定な人が住まいを失いやすい状況があります。また、住む家があるように見えても、DVや虐待にさらされ、その家が安心・安全な場所ではない人もいます。
さらにいったん住まいを失うと、そのことによる不利益は多方面に及びます。住所がないことで就職が難しくなったり、住民サービスが利用できなくなったり、郵便物が受け取れなくなったり…。そして再び住居を得るにも、住所がないことで契約までたどり着けないこともめずらしくありません。
〈もやい〉のシェルター事業は、住まいをいったん失ったとしても再び住まいを得られるよう、そして住まいを得るまでの期間を安心して過ごせるよう、今後もサポートを続けていきます。
そして最終的には、だれもが住まいを失うことのない社会を目指しています。
団体概要
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活動内容
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〈もやい〉は、日本の貧困問題を社会的に解決することをミッションに掲げ、4つの事業を行っています。①生活に困窮した方からのSOSをワンストップで支援する生活相談支援事業、②ホームレス状態の人がアパートに入居する際の連帯保証人を引き受けたり、物件探しのお手伝いをする入居支援事業、③社会的な孤立状態にある方の「つながり」の回復のための居場所づくり、社会参加の機会づくりの活動としての交流事業、④この社会を貧困を生み出さない社会にしていくための広報啓発事業の4事業を展開しています。
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Webサイト
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https://www.npomoyai.or.jp/
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寄付金の使い道
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シェルターの家賃に充当しました。
住居にエアコンを設置させていただきました。
生活困窮者シェルター
特定非営利活動法人 POPOLO
- 団体運営者からの声
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- 寄付による変化
- なかなか活動の中で設備を整えることが難しいため、非常に助かりました。エアコンを設置してことで、皆さまに集まっていただく環境が整備できました。
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- 住環境に関して
- ホームレス向けの一時保護シェルターが、再開発のため来年の夏までに退去しなければならない状況となってしまいました。現在当たり出してはいるが物件探しが困難になることが予想されます。
- 住んでいる方々の声
- 支援付き住宅の住民の方やボランティアさんに集まって食品の仕分けなどの作業や交流をするのが、エアコンがないと暑くて困難でした。
今回、エアコンを設置できたことで、作業や交流スペースとしての機能を拡充することができ、「安心して来ることができるようになった」との声がありました。
- 応援してくださるみなさまへ
- コロナ禍や物価高により、誰が困窮状態に陥るか、分からない世の中になってきました。貧困問題を他人事と捉えず、興味を持っていただけると嬉しいです。
団体概要
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活動内容
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生活困窮者支援
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Webサイト
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http://npo-popolo.org
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寄付金の使い道
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いただいた寄附金で、支援付き住居の1階にある事務所兼交流スペースのエアコンを設置させていただきました。
LIFULL HOME'Sでは、「FRIENDLY DOOR」をはじめ
安心な住まいを得るための支援プロジェクト「えらんでエール」など、
国籍や人種、性別、背負うハンディキャップにかかわらず、
誰もが自分らしく「したい暮らし」に出会える世界の実現を目指して取り組んでいます。
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